三七人参もまたすごい

三七人参は、中国雲南省から広西省にかけて自生する人参です。

 

広西省田陽、田東、を集産地としているので、田七、田三七という名前があります。

 

三七というのは、3本の葉柄にそれぞれ7枚の葉がつくという特徴を表したもので、漢方としては、「本草綱目」に初めて収載された比較的歴史の浅い生薬です。

 

ただ、民間療法では、古くから外傷の治療薬として用いられ、「止血の神薬」として知られていましtあ。

 

その昔は、門外不出の貴重な生薬であり、金と交換ができないほど貴重という意味で、金不換と呼ばれてた事もあるようです。

 

三七人参は高麗人参と同様の成分が含まれていますが、当初は止血剤(雲南白薬)や肝炎治療薬(片仔廣)の主成分として注目されていて、この頃では、心臓血管系の機能改善や肥満予防、抗がん作用などで期待されています。