高麗人参はやっぱり凄い?

高麗人参朝鮮人参とも呼ばれていて、中国東北部朝鮮半島などに自生するウコギ科トチバニンジン属の多年草の根を乾燥させてたものです。

 

加工法の違いで呼び名が変わります。

 

主に生のまま乾燥させたものを白参、蒸してから乾燥させたものを紅参と言います。

 

医薬品として珍重されることもしばしば。

 

代表的な有効成分はジンセノイドを始めとするサポニン配糖体やビタミン、ミネラル、アミノ酸、ペプチドグルカンなど。

 

これらの栄養素が複合的に人の体に働きかけて、多くの効果をもたらすと考えられています。

 

一般的に知られている効能としては、疲労の回復、感冒などの抗ウィルス作用、免疫力の向上、抗ストレス作用、血行促進、強心作用、糖尿病を始めとした生活習慣病認知症の改善、更年期障害の改善など。

 

特に、紅参には抗がん作用もあると考えられています。

 

経口摂取による認知機能の向上や糖尿病に対する有効性には一定の評価があります。

 

東洋では、古くから不老長寿の霊薬とされ、滋養強壮などに用いられてきた生薬で、日本でも様々な効能を持つ漢方薬として使用されています。

 

現在も国が定めた医薬品の規格基準症である日本薬局方にも記載されています。

 

高麗人参は、昔から重宝されてきた生薬というだけではなくて、現代では、科学的、医学的にもその効能が証明され、今後は、中国や朝鮮、日本以外の欧米の人々などにも知られるようになっていくのでは?と思います。